税金や集客ってどうすればいいの?「自宅での店舗開業」で知っておかなくてはいけない5つのこと

お店を始めることは多くのお金や場所が必要になり、なかなか気軽に実行することはできません。しかし、「自宅でお店を始める」と思うと、もう少し気軽に感じ、やってみようと思う人も多いことでしょう。

「会社勤めをやめて、自分の好きなお店を開きたい!」
「子育ての合間に、自宅の一室を使ってお店を始めたい!」

そんなふとしたきっかけで、自宅での店舗開業を考えている人もいるのではないでしょうか?

いざ思い立っても、いったい何から始めていいのか、本当にはじめても大丈夫なのか……と、不安はたくさんあるはず。今回はそんな人のために、自宅での店舗開業を始める前に知っておきたい5つのことを紹介します。

自宅開業をする前に知っておきたい5つのポイント

一般的な店舗と違い、自宅の一室を利用して始める自宅での店舗開業。自宅だからこそ、気をつけておかなければいけないポイントがいくつかあります。

1:自宅開業のメリット

自宅開業

自宅開業のメリットは、何と言っても初期費用が大きくかからないところです。

店舗を借りることになれば、物件を借りるための時間もお金も必要になってしまいます。飲食店や雑貨店などの設備を要する商売を始めるのであれば、これに加えて什器や調理設備も必要になります。

自宅開業ならこれらがかなり抑えられるうえ、経営が失敗したときの負担も小さく済みます。

また、自分の時間が確保しやすいのも大きなメリットです。家と店舗の距離がゼロのため、家事なども空き時間にすることができます。

2:自宅開業のデメリット

自宅開業

店舗の種類にもよりますが、第一に場所の確保が難しいことがあげられます。飲食店や雑貨店などはあまり多くの席数を用意できないことも、ネックになるでしょう。

美容院やマッサージサロンなどを運営するときも、ある程度空間にゆとりが必要になってきます。

また、集客の難しさも大きなデメリットです。住宅街にある場合、近所の人たち以外の人通りはほぼありません。また、自宅の住所を公開することになってしまうため、場所を堂々と宣伝することも難しくなってしまいます。

自宅にさまざまなお客様を招くことになるため、近隣に住む人たちや家族の理解も必要です。仕事とプライベートが混同しがちにならないために、自分自身の気持ちの切り替えをしっかりと行う必要があります。

3:どうやってお客さんを集めればいいの?

自宅開業

住宅街で人目につきにくい立地にあったり、住所の公開に抵抗があったりと、集客にはデメリットが多い自宅開業。ここをクリアするためには、普通のお店以上に努力が必要です。

大切なのは、何よりもお店を知ってもらうこと。そこで、自分の業種のお店があつまるイベントなどに、積極的に参加するようにしましょう

イベントに出店して、そこで出会ったお客さんだけにチラシやパンフレットを配れば、必要以上に情報が拡散する心配もありません。また、そこで自分のお店のサービスを受けた人が、口コミを広げてくれることもあります。

そうすればお店に興味のある人の間だけで情報が広がっていくので、いたずらで住所が利用される可能性も低くなります。

4:ご近所との付き合い方はどうすればいい?

自宅開業

マンションやアパートなどで開業する場合、トラブルになりやすいのが近所付き合いです。

大型ショップのように1日何百人と出入りするわけではありませんが、建物に関係のない人間の出入りや、話し声、騒音が増えることに違いはありません。

そのため、まず行わなくてはいけないのは管理者への確認・相談です。せっかく開業をしたのにも関わらず、他の住民からの苦情で管理者から廃業勧告を受けてしまう場合もあります。

一軒家の場合でも、規定によっては開業できない場合があるため、あらかじめ管理者に確認しておく必要があります。

業種にもよりますが、人の声やBGMなどの騒音、セキュリティ面での不安感など、配慮すべき点がたくさんあります。住民だけでなく、お客さんにも不快な思いをさせてしまう可能性もあります。

そうならないためにも、事前に近隣住民には開業時はもちろん、その後も定期的に挨拶をし、理解を得てもらう必要があります

5:確定申告ってしなきゃいけない?

自宅開業

店舗経営に限らず、個人事業を始めるときに避けては通れないのが税金の問題です。法律では所得の金額が20万円以上になった時点で、税務署に対して申告を行わなくてはいけません

さまざまな制度により、一定額までは無税で済みますが、その場合でも所得が20万円を超えていれば申告義務があります。義務を怠れば加算税などのペナルティのほか、最悪の場合は刑事罰が科される場合もあります

税理士についてもらったり、税務署に出向いて相談に乗ってもらったりし、対策をとりましょう。

おわりに

気軽に始めることができそうで、自宅で好きな商売をすることができる自宅での店舗開業。しかし、メリットだけでなくデメリットもしっかりと理解し、周りの人のことも考えたうえで開業を決めましょう。

自宅開業の場合も、業種によっては店舗スペースと生活スペースをしっかりと分けるよう、定められている場合もあります。保健所や各市町村の申請内容や基準をきちんと確認しましょう。

しっかり計画を立て、周囲の人に配慮しながら開業計画を立てれば、自宅での店舗開業はメリットがたくさんあります。趣味や特技を活かして、お店を始めてみてはいかがでしょうか?

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