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飲食店を開業するとき、設備として導入すべきか迷うのが「業務用食洗機」。あればラクになり、作業も効率的になるのはもちろんわかっているのですが、初期投資が大きいこともあり、ためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

思い切って導入すべきか、手洗いでも十分なのか。また、同じ業務用食洗機の中でも、どのように選べばよいのか。高い買い物なだけに、絶対に失敗したくないポイントです。

今回は、業務用食洗機を導入するメリットデメリットを紹介します。

業務用食洗機は、中古でも導入できる!

「業務用食洗機を導入するためには、どのくらいの費用がかかるんだろう」と最初に調べたとき、その額の大きさに驚いた方も多いのでは?

業務用食洗機は新品を購入する場合、およそ100万円以上のコストがかかります

しかし、多くの場合は中古のものも導入することができ、30〜50万円から購入することができます。型落ちのものだったり、最新のものと比べると性能が落ちていたりしますが、きちんとメンテナンスをすれば問題なく使用することができることがほとんどです。

食洗機導入のメリット&デメリット

食洗機を導入することのメリットは、なんと言っても作業効率が上がること。特に開業して間もなくは、従業員をたくさん雇う余裕もない方が多いため、少人数でも効率よく店舗を回すことができます

「食洗機を回している間に他の作業をする」ということもできるため、その後の人件費を抑えることにもつながります。

デメリットは、業務用食洗機はスペースをとるということ。あまり大きくない店舗だと、業務用食洗機と業務用冷蔵庫だけで厨房がいっぱいいっぱい……ということも考えられます。

また、そこまで回転率を重視しない店舗の場合は、二層式シンクで効率よく手洗いしたほうが早い、ということも考えられます。自分の店舗がどのくらいの客数、回転率を目指すのかを考え、導入に踏み切りましょう。

導入のときに気をつけるポイント

1:ラウンドタイプ、ドアタイプの食洗機を使う

立ったままラックをスライドするだけで出し入れできるものでないと、せっかくの食洗機を導入しても、効率が半減してしまいます。

2:保証をつけてくれる店舗で買う、メンテナンス契約をする

導入にコストもかかれば、故障のときの負担もそれなりに痛いはず。万が一に備えて、保証やメンテナンスがしっかりされるか確認しておきましょう。

信頼できる業者で、信頼できる食洗機を導入しよう

食洗機

途中で新しいものに買い替えることを想定しても、できるだけ最初に導入した業務用食洗機を長く使いたいもの。安いけど「聞いたことがない!」というメーカーよりも、それなりに名前が通っている厨房機器メーカーのものを選びましょう。

信頼できる業者のスタッフに相談しながら、計画的に導入しましょう!

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店舗BGMアプリ「モンスター・チャンネル」が運営する店舗運営情報magazineの編集責任者。