店舗を運営するうえで最も重要なのは、お客様が来店したくなる店舗づくり。どんなに立地条件がよく、サービスが行き渡っている店舗であっても、お客様がいらっしゃらなければ意味がありません。だからこそ、お店の顔である「入り口」を工夫することは、店舗づくりではとても重要なポイントです。
今回は、店舗の前を通りかかったお客様に対し、来店を促すアイテムを紹介します。ぜひ、これらのアイテムを使って、集客力のアップを実現させましょう。
来店のきっかけづくりのアイディアとは
そもそも、どうすれば通りすがりの方をお店へと誘導できるのでしょうか。一般的にお客様は以下のプロセスを経て、入店するとされています。
1.看板や外観に注目する。
2.入口にあるメニューを見る。
3.店内の様子を観察する。
このように見ていくと、看板や外観で店舗のイメージをお客様に持っていただくことの重要性がわかりますね。「何か飲み物を飲みたい」、「軽く何か食べたい」といったお客様の要望を満たせるのかがわからなければ、「別にここでなくても」とお客様が来店するチャンスを逃してしまいます。だからこそ、お店のイメージにあった看板や人目につきやすいPOPやディスプレイを置くことを意識しましょう。
お客様の来店を促すのに役立つ、備品10選
では、実際に通りがかった方を店内に導くために役立つ備品を解説します。
1.BOX付きアンティークボード
出典:https://www.store-express.com/CGI/index.cgi
このアンティークボードはメニューを書けるだけでなく、下部に箱が付属している点がポイント。クーポンやチラシといった紙媒体を箱に入れておくことができます。
また、マグネットも使用できるため、一般的なアンティークボードよりも活用の幅が広いのが特徴です。
2.パネル付きメニュースタンド
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パネル付きメニュースタンドは、メニューが多いお店にこそ重宝するアイテムです。ポイントはなんといっても上下2面にわたってメニューを表示できること。たとえば、上部に看板商品の写真を置き、下部に詳細なメニューを置くことができます。メニューだけでなく、看板商品を強くお客様に印象付けることで、「これを頼もう」と来店の動機作りにつなげられます。
3.インフォメーションボード
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こちらのインフォメーションボードはデザイン重視のものであるため、お店の雰囲気に合わせて設置するといいでしょう。また、マグネットを使ってA4の紙を自由に貼ることができるため、自由度の高いアイテムでもあります。
注意点としては、強風に弱いこと。風が強い日は破損してしまうことがないよう、店内に避難させましょう。
4.デジタルサイネージ
出典:http://www.urisapo.jp
事前に準備した画像を表示できる、デジタルサイネージ。一見、操作が難しそうに感じますが、使い方は至ってシンプルです。USBメモリを挿入すれば、鮮やかな表示はもちろんのこと、BGMを流すこともできます。コストが他の看板と比較して少々かかるものの、多くの人から注目を浴びることでコストに見合った宣伝効果が望める可能性があります。
5.ポスターパネル
出典:http://www.urisapo.jp
「店舗のポスターを掲載したい」という方におすすめしたいのが、ポスターパネル。A1、A2、A3、B2とさまざまなサイズがあるため、多種多様な大きさのポスターにも対応が可能です。
また、ポスター以外にもお店の簡易メニューを掲載することもできます。いろいろな場面でフレキシブルに対応できるアイテムです。
6.黒板
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メニューやお客様へのメッセージを書き込める黒板はお客様に温かい印象を与えることができます。チョーク専用のもの、マーカー専用のものとそれぞれ書く道具に併せて選びましょう。
また、黒板のもうひとつの長所はコストがかからないこと。サイズにもよりますが、多くが1,000円ほどで収まりますので、気軽に購入できます。
7.アルミイーゼル
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ポスターや黒板などを使う際は、アルミイーゼルを活用するといいでしょう。アルミなので軽く、持ち運びも簡単にできます。なお、屋外でイーゼルを使用する際には風で倒れてお客様に怪我をさせてしまうことがないよう、しっかりと固定することも大切です。
8.ボード用蛍光マーカー
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ボードを華やかに見せるには、さまざまな色を駆使することが大切です。そのような時に役立つアイテムがボード用蛍光マーカー。ピンク、イエロー、オレンジなど、バラエティー豊富。筆記幅も1ミリから15ミリまであるので、その時のシチュエーションに合わせて選択できます。ぜひ、専用のマーカーを活用して華やかに彩りましょう。
9.カードケーススタンド
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通りすがりの方に強烈なインパクトを与えたい場合はカードケーススタンドが便利です。このスタンドはカード式に多くの写真を入れることができ、また入れ替えも簡単。季節によってメニューを変えたりと、柔軟な演出が可能です。
売り出したいメニューの写真を複数枚入れれば、お客様の興味を引くこと間違いありません。お客様の視覚を刺激し、来店へとつなげることができるでしょう。なお、カードケースは4枚から16枚まで用意されています。
10.ボードカバー
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雨天時にボードを屋外に置いておくと、せっかくの文字や絵が消えてしまいます。そんな時にボードカバーがあれば大丈夫。ボードカバーをかけておくと、書いたものが消えてしまうことを防げるからです。
しかし、選ぶ際に気をつけたいのはサイズ。「買ってからサイズが合わなかった……」ということがないよう、サイズ選びは慎重にしましょう。
来店のきっかけ作りは、まず入り口から。
店舗の入り口はお客様と初めて出会う場所でもあります。だからこそどんなお店なのか、どんな商品があるのかがすぐにわかる必要があります。
今回ご紹介したように、看板・ディスプレイのアイテムは多岐に渡ります。コストやその時のシチュエーションに合わせて商品を選択し、ひとりでも多くのお客様が思わず足をとめてしまうような入り口を演出できるようにしましょう。