うちの居酒屋は一点豪華主義!人気店のド派手な看板メニューまとめ

様々な店舗が乱立し、競争の激しいこの時代には、お客様の間で話題になることが必要不可欠です。そのための戦術の1つとして、「話題を呼ぶメニュー作り」があります。

そこで今回は実際の事例を紹介しながら、原価を度外視したド派手なメニューの開発を考察します。同じメニューなのに安く提供できているお店とそうでないお店。同じ材料なら安い方がいいですよね。

味にこだわる店舗経営者必見の、「うまい、安い、新鮮」を誇る絶品料理を提供しているお店をご紹介!

 

 

話題を呼ぶメニュー作りで得られるもの

どうして話題性のあるメニュー作りが必要なのか? その理由は、看板商品を掲げることがマーケティングとして大きな意味を持つからです。その看板商品はお客様にとって価値あるものである必要があります。お客様はいきなり高価な品物の話をきくことはまずありません。そこで、お客様が思わず注文したくなるようなお得なメニューを看板として掲げるのです。

つまり、「客寄せ商品」ですが、ここで気になるのは原価率。飲食業界で生き残っていくためには、原価率は30%であることが基本です。ですがたとえ原価率を40%、50%にしていても儲けをだし続けているお店が実際にあり、その多くが人気店に成長しています。

看板メニューで「感動」を演出

これら儲けているお店に共通していること、それはド派手メニューそのものが”感動を呼ぶ商品”であることです。今、お客様は目が肥えています。安かろう、悪かろうでは本末転倒です。本当にいい商品を安く提供する。このときの満足感が、お客様の信頼を得たことになるのです。

こんなに安くいいメニューを提供してくれているお店なら、きっと高価なものでも相当な素晴らしいメニューなのだろうということで、同じメニューを扱っている他店ではなく、こちらのお店をチョイスして再訪するきっかけにもなるのです。

そして現代はネット社会です。ツイッター、facebookやブログで写真付きの口コミが広がって、テレビや雑誌の取材を受けたお店も数多く存在するほど。そんな風にお店の信頼と認知度を広めることで、付随する店内の他のメニューの売り上げも伸びていくのです。

なかには、看板商品であるド派手メニューがヒットし、ブランドとして確立され、それだけで売上げを伸ばしているお店もあります。「客寄せメニュー」としてのお店のPRへの貢献、そしてド派手メニューそのものの人気による収入。ド派手メニューをつくり、ヒットすればいいことずくめなのです。

 

 

ド派手な看板メニューが人気の居酒屋5選

ここからは、ド派手メニューで人気になっている厳選5店を紹介します。

皆さんのお店の主軸商品の中から、「看板メニュー」として活かせそうなアイデアはないか、参考にしてみてくださいね!

 

グルメブログがきっかけの大人気店:マグロマート

今、大きな注目を集めている店舗「マグロマート」。インターネットで評判が広がり、現在は平日でもなかなか予約が取れないほどです。採算度外視なメニュー「マグロマート盛り」は中トロ、赤身、脳天、頰肉などが盛りだくさんなメニュー。価格はなんと、これで1人前600円。なんてド派手なメニューなのでしょう!    

連日満員続きのマグロマートですが、特に忘年会シーズンには予約がなかなか取れないというド派手メニューがあります。それが名物メニューの「本マグロ中落ち」。マグロを解体したあとに残った骨の周辺には、「中落ち」と呼ばれるマグロの身が残っていますが、ここまでワイルドな中落ちメニューは普通の居酒屋では中々お目にかかれないもの。この部分を豪快にスプーンですくって、手巻き寿司にしたり、わさび醤油でそのままいただいたりと、ワイルド感、お得感ともに大人気なド派手メニューです。

参考リンク(食べログ):http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131902/13138599/

 

 

口コミで注目を集めた人気店:丸鶏 るいすけ

60席ほどある宴会もできそうなスペースが広がる店内。こちらの名物ド派手メニュー「丸鶏の素揚げ:980円(半身サイズ)」はもも肉、胸肉、ささみが一緒に味わえる、鶏好きにはたまらない一品です!オリーブオイルとカレーパウダーが薬味として提供されます。素揚げといっても、カットされて食べやすく出てくるので女性でも安心。ふっくらほっこりした香りのよさが広がります。

ジューシーさ抜群のもも肉。胸肉やささみは脂分が少ないのでオリーブオイルをつけるとさらに美味になります。パリッとした皮がやみつきになる一品です。半身で食べることもできるのでお一人様にも大人気!カレーパウダーをつけると途端にエスニック感覚が広がり後ひくうまさに大変身!毎日でも食べにいきたい、そう思えるのがド派手メニューの特徴です。    

参考リンク(食べログ):http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13117734/  

 

 

お洒落ビストロと居酒屋がコラボした:大衆ビストロ ジル

ビストロと言えば、フレンチをより手軽に美味しくいただけるがコンセプトですが、居酒屋というスペースにビストロを組み合わせたらという発想のもと「大衆ビストロ ジル」は生まれました。開業時から月商を100万ずつUPしていき、6か月目には月商1050万円にまで拡大させたといいます。

お店のド派手看板メニューはそのお肉料理で、中でも人気なのが「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み980円」「牛ハツのロースト1300円」。これらのメニューは原価率が50%とも言われています。塊肉250グラムというボリューム感で量と質を充実。そして手間暇かけて素材を美味しくすることにこだわります。グリルで焼いたあと、肉を30分休ませてから再度火を通すというこだわりが人気の秘密のようです。

すべてのメニューをお店で手作りされているのでフランスの家庭料理的な雰囲気も感じることができ、女性が気軽に入れるお洒落な居酒屋店としてもとてもおすすめです。

公式ホームページ:http://www.bistro-jill.com/meguro/

 

 

原価率100%のド派手メニュー:ととしぐれ 渋谷店

 

渋谷の人気居酒屋「ととしぐれ」。こちらのお店のド派手メニュー「大漁盛り:980円」は、マグロ、サーモン、たい、甘エビ、はまち、青魚、ホタテなど新鮮なお刺身がボリューム感たっぷりいただけて、箱入りのうにまでついています。生わさびを自分でおろしていただくというのも新鮮です。大漁盛りにはハーフサイズ(500円)もあり、ハーフサイズとはいえどすごいボリュームで8種類の新鮮なお刺身が味わえます!

eriさん(@e___rii)が投稿した写真

そしてド派手メニュー2点目は「名物大粒いくらこぼれ飯:1590円」。このメニューがLINEニュースでピックアップされ、たちまちお店が大盛況に!セットで注文すればお味噌汁とサラダとおしんこが付いているので、これをメインの一食として注文されるお客様も多いといいます。他にも、まるごと新鮮なホクホクじゃがいもと、キュウリ、ハムやマヨネーズが鉢に盛られて提供されるポテトサラダなど、素晴らしいラインアップが続々!

なにより驚きなのが、これらのメニューの原価率が100%超えだということ。お客様のことを第一に考えたお店のサービス精神が伺えるド派手メニューです。女性にうれしい全席ほりごたつのお座敷、厳選された日本酒も取りそろえています。

公式ホームページ:http://www.32lime.com/shops/shibuya.html
 

 

▼ すべてがド派手な激安メニュー!店内オール100円で大満足:SHOWA

すき焼き、マグロのやまかけ、ピザ、なすとトマトのチーズ焼き、肉じゃが、厚切りベーコン、チーズフォンデュ、鯛のかぶと焼き、サラダ2種盛り、くじらのベーコン、カツ煮、ポークジンジャー、合鴨ロース、トンカツ、ウーロンハイ、ビール、ハイボール‥‥‥一見、中価格帯の居酒屋のメニュー表としてよく見るようなラインアップではありますが、なんと板橋の人気居酒屋、SHOWAはこれらすべてを100円で提供しているんです!

居酒屋界のダイソーとも言われるSHOWAは、コスパだけでなく、味にもこだわりぬいており、お客様を驚愕と興奮の連続へと誘います。おかみさんとアルバイトの2名で運営されているこのお店ですが、立ち飲みスタイルではじまり、お店の繁盛度合いによって、途中から座席を提供するというシステムです。このような回転率向上のためのアイデアもさることながら、お客さんも総動員して配膳するというスタイルで人件費を削減しているからこそできる価格なんです。焼肉などのメニューは、お客さん自ら着火マンを使い、自分で調理するといいます。ここにも安さの秘密があるんですね。

焼き牡蠣は貝殻3つ分で200円、マグロのお刺身も200円など商品によっては時々200円商品もありますが、基本はすべて100円なのです。

参考リンク(食べログ):http://tabelog.com/tokyo/A1322/A132201/13064617/
 

 

まとめ

明日にでも行ってみたいド派手メニューをかかげるお店ばかりでした。いかがでしたか?ド派手メニューをつくることで、お客様の間で話題をよび、それがインターネットで広がることでより顧客が増えていくというプラスの流れを生むことができます。

ですがこのときに来たお客さんががっかりしないように、コスパだけでなく、メニューそのものが“旨い”となることが人気爆発の秘訣なのです。「話題性」+「サービス」+「品質」でお客様の心をつかみ、人気店に成長していくという戦略はいかがでしょうか?