【サロン経営者必見】サロンの雰囲気作りにふさわしいアジアン民族音楽の世界

美容サロンにいらっしゃるお客様は、外見を綺麗にするだけではなく「癒し」を求めてくる方も多いのではないでしょうか。その「癒し」に大きく関わるものの一つが、BGMのリラックス効果

とはいえ、どのような音楽が癒し空間に適しているのか悩む方も多いと思います。そこでおすすめしたいのが、サロンを癒しの空間に変える、アジアンテイストの民族音楽。癒しのアジアン民族音楽について、エレクトロとのクロスオーバー事例などを中心に、サロンの雰囲気作りにふさわしい癒しBGMをご紹介します。

エステサロン経営の皆様へ まだ有線放送なんですか?

エステサロンでの音楽の効果

α(アルファ)波は人間の脳波の一種で、α波の状態になると、β-エンドルフィンというホルモンが分泌されます。それによりストレスの低減や解消、リラックス効果が期待できます。

エステサロンで扱われることが多いヒーリングミュージックは、聴覚から脳を刺激し脳波をα波の状態へ導きます。心理的安心感から自分の気持ちを解放させる効果は科学的にも証明されており、近年、音楽療法としても注目されています。リラックス効果の高いヒーリングミュージックを聴くことにより心身が癒され、施術の効果をさらに高めることでしょう。

▶︎過去記事:メタルも「癒しの音楽」になる!?知っておきたい「α波」のはなし

 

アジアン民族音楽の歴史と特徴を知ろう

アジアン民族音楽には、その代表とも言えるインドやインドネシアの民族音楽があります。これらの地域は、かつてイギリスやオランダの植民地とされていた時代もありましたが、独自の民族音楽文化を残しました。インドやインドネシア民族音楽を特徴付ける「シタール」というギターのような弦楽器や、「タブラ」という打楽器を使ったその演奏は、それの楽器の独特の響きによって、西洋音楽とはまったく異なる音楽経験をもたらしてくれるのです。

インドネシア音楽の場合、そのような青銅の楽器や鉄琴などで行うアンサンブルのことを総称して、ガムラン(インドネシア語: gamelan)と呼ばれています。ガムランは地域によって特色があり、ジャワ島中部、ジャワ島西部(スンダ)、バリ島のものが有名です。特に、バリ島には数十種類のガムランがあり、祭礼や冠婚葬祭、観光客向けのショーなどで演奏され、多くの人に親しまれています。長い年月をかけ、古来から受け継がれてきた民族音楽です。

 

アジアン民族音楽×エレクトロ?斬新なクロスオーバー事例

 

▼ Dehlvees/Mahira

Dehlveesのボーカル、Suhail Yusuf Khanさんは、インドでは有名なサーランギー奏者の一族出身です。グループのメンバーは2人で構成され、もう一人は幼馴染で音楽プロデューサーのAkshay Rahejaさん。

ボーカルの優しいヒンドゥー語の歌声に、インド伝統音楽の代表的な弦楽器であるサーランギーをベースとし、エレクトロなポップ感と透明感のあるリズムが加わると、聴いた後には、まったりとした気分になれる、そんな音楽です。
▼ Lal Meri / Take Me As I Am

ユニット「ラル・メリ」のファーストアルバム「Lal Meri」からの一曲。低音と高音の両方を出せる打楽器の「タブラ」。イラン、トルコなどで演奏されるマンドリンのような弦が11本ある弦楽器の「ウード」。6本の弦のある「サズ」など、アジアの伝統楽器が多く取り入れられています。

これらとエレクトロを組み合わせた伴奏に、ボーカルの響きのある柔らかな歌声がマッチしており、聴いているだけで解放感のある音楽となっています。歌声は芯のある美しい歌声でありながらも、子守唄のようにも聞こえてくる不思議なメロディーです。

▼ GAMELAN /Klungkung 1655

インドネシアの民族音楽のガムランとテクノを組み合わせた曲になっています。ガムランはインドネシア語で“たたく”という意味で、テクノと組み合わせることによって、絶妙なメロディーを創り出しています。

この曲は流れるようなスピードにのせたガムランがベースのヒーリングミュージックです。子守唄のようなバラード系の間に、このようなポップな曲を挟むとメリハリが出てくるのではないでしょうか。

▼ Alanis Morissette/ THANK U

全世界で圧倒的な人気を得ているアラニス・モリセット。4枚目のアルバム「Supposed Former Infatuation Junkie」には、彼女が傾倒したインド的な精神世界やヨガで磨き上げられた数々の曲が収録されています。特に、アラニスがインド旅行をしたときに感銘を受けた数々のことを、ときにインド音楽にも通じる瞑想的なリズムを用いて表現しており、力強い歌声にとてもマッチしています。

このアルバムを代表する曲である「Thank U」は、力強いロックボーカル調の曲ですが、曲内に「Thank you India(ありがとう、インド)」という歌詞があるように、彼女のインド体験を通して広がった精神世界について歌っています。内向的なリズムに乗って朗々と歌い上げられる力強いメロディーは、気分が開放できるヒーリング音楽ではないでしょうか。
▼ The Beatles/Love You To

https://youtube.com/watch?v=o9V8f73_FnE

こちらの曲は、ジョージ・ハリスン作曲で、ザ・ビートルズのアルバム「リボルバー」に収録されています。この頃からビートルズは東洋の文化に魅了され、ジョージ・ハリスンもアジアの音楽、哲学に浸透していきました。また、ジョン・レノンも、最愛の妻であるオノ・ヨーコと出会ってから、東洋の音楽や思想に魅了されています。

「Love You To」は低音と高音の2つを鳴らせる打楽器の「タブラ」、ギターのような「シタール」、4本の弦楽器の「エスラージ」が使われたエスニック風なメロディーが特徴的です。アルバムの「リボルバー」以降、アビーロードまでがビートルズの後半期になっていき、音楽性もプリーズプリーズミーの頃とは全く違うものになっていきます。アジアの民族音楽がいかにアーティストたちの心を癒すものであったのかが垣間見れます。

施術効果を高めるアジア民族音楽

いかがでしたでしょうか?アジアの民族音楽は、日本のポップスや西洋のクラッシックとは一味違い、楽器そのものに癒し効果があるように思われました。エステを受けながら癒し音楽を聴くことで、「このお店に行って良かったな」という気持ちがさらに高まるのではないでしょうか。

エステサロン経営の皆様へ お店の雰囲気って内装だけだと思っていませんか?