業種やシーンで比較!店舗照明に最適な明るさを見直そう

突然ですが、皆さんはスーパーの生鮮コーナーやドラッグストアの陳列棚で「目がチカチカする」ほどの明るさを感じたことはありませんか?

店舗経営者の皆さんであれば周知のことと思いますが、商業施設における「明るさ」にはJIS(日本工業規格)による基準が設けられています。

JIS基準では、1平方メートルあたりの「照度」(光に照らされる照射面の明るさ)を測る単位として「lx(ルクス)」が用いられています。たとえば、オフィス空間の照度水準が750ルクス以上であるのに対し、スーパーやコンビニ等の平均照度は1000〜2000ルクス!

これらの業種では、陳列されているパッケージ情報を消費者が正しく視認できるようにするという理由で、高照度かつ均一的な明かりが取り入れられています。特に、生鮮品を扱うスーパーであれば「新鮮さ」のアピールのため、さらに24時間営業のコンビニなどは「夜道で目を引く」集客効果のために店内照明をガンガン明るくしているお店が多いのです。

では、美容サロンや飲食店の場合はどのような「明るさ」の水準が理想的なのでしょうか?
実はここに、「集客効果」だけでなく「サービス満足度」にも直結する深ーいお話しが隠されていたのです

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知っておきたい!店舗運営に必要な「色温度」と「演色性」の話

先ほど述べたJISの照度基準は、それぞれの業態において「ふさわしいと思われる明るさ」の目安を数値化したものですが、参考までに「飲食店」と「美容室」それぞれの基準を見てみましょう。

▼ 飲食店の照度基準 (「JIS Z9110-1979」よりデータ抜粋)
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▼ 美容室の照度基準 (「JIS Z9110-1979」よりデータ抜粋)
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ご覧の通り、全体としてある程度細かいポイントにわけて数値の幅が設定されているのが特徴です。しかし、アメリカやヨーロッパでは商店の平均照度が200-500ルクス、オーストラリアでは150ルクスと全体的に「低め」なことを考えると、日本の商業施設はやや「明るすぎ」とも言えるかもしれません

ちなみに飲食店の場合、客席の照度が10ルクスを下回ると「低照度飲食店」として「風俗営業」に分類されてしまいます

特にバーなどの業態で、「店内をできるだけ暗く保ち、ムーディーな演出をしたい」と考える経営者さんもいらっしゃるでしょうが、風営法による規制対象となった場合、深夜0時から日の出までの営業を禁止されてしまうので要注意です。

照度と合わせて居心地を変える!「色温度」を知ろう

さらに「照度」と合わせて覚えておきたいのが空間の居心地の良さ・悪さに直結する「色温度」です。

「白色光」と呼ばれる照明光のなかには、赤みがかった色温度の低い光から、青みがかった色温度の高い光まで、様々な光色バリエーションがあります。

さらには、一口に居心地といっても、複数人で食事する際の「だんらんムード」や、一人または二人でのんびり過ごす際の「くつろぎムード」など、様々なシーンが存在しています。

例えば同じ生活空間においても、「だんらん」の場面では高照度で色温度のやや高い空間、「くつろぎ」の場面では低照度で色温度の低い空間といった具合に、シーンによって快適さを感じる光色が異なっているのです。

同じ美容サロンでも、お客様とのコミュニケーションを活発にしたい場合は「だんらん」の空間に、高級感のある接客を目指したいのであれば「くつろぎ」の空間に、といったように照明の色温度から空間演出を見直すのもいいかもしれません。

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自然な色味でサービス向上!「演色性」のアレコレ

「光」にまつわる店舗の空間演出ポイントとして、もう一つ知っておきたいのが「演色性」

皆さんは、昼間の外出時に鏡をチェックして「今日は顔の調子がいいな♪」とウキウキした直後、トイレやエレベーター内の鏡の前で血色の悪さにげんなり…なんて経験はありませんか?

このギャップは、太陽光のもとで見る色と、蛍光灯のもとで見る色に大きく隔たりがあることを原因として生じています。一般に人は太陽光のもとで見る色を「ナチュラル」だと感じるもの。そのナチュラルな色感覚との隔たりが小さい照明光を「演色性が高い」と評価するのです。

飲食店であれば、演色性の高さは料理のおいしそうな見た目に直結します(安い蛍光灯の下でみるお肉の色はサイアク!)

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さらにヘアサロンの場合は、演色度の低い照明光だと顔色が悪く映るだけでなく、肝心のヘアカラーの忠実度にも致命的な狂いが生じてしまいます

演色性を表す数値は平均演色評価数(Ra)と呼ばれますが、接客業で満足度の高いサービスを目指すのであれば、演色性の高い「800-900Raのライト」を買うように心がけましょう。

「光のマジック」でムードを切り替えよう!

先ほど「色温度」について説明した際にも触れたことですが、ひとつの業種のなかでもシーンによって採用すべき照明光にはいくつものパターンが存在しています。

ここで、ダイニングバーを例にとって考えてみましょう。

ランチ帯は明るく色温度の高い空間で楽しいおしゃべりの時間を演出し、ディナータイムはまぶしさを抑えた色温度の低い光で食事の雰囲気を高め、お酒もはいり顔色を隠したいバータイムには、顔上の照明を抑えて、位置の低い間接照明&キャンドルライトでムードに酔える空間を…

このように、時間帯によって光を使い分けることがサービスを充実させる上でとにかく重要なのです!

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調光システムで「光の演出」をスマートに!

ここで役に立つのが、ボタンひとつで手軽にシーンを入れ替えられる調光システム。
例えばパナソニックが開発した「ライトマネージャーFx」は、あなたのお店で採用した光のシーンを記憶し、ボタンひとつで再現できる優れものです!

その他にもLEDZが提供する無線調光システム「Smart LEDZ」ならば、自動で明るさを最適化し省エネ対策にもなるほか、タブレット端末を利用して楽々操作も可能です。

店舗の「明るさ」には、様々なバリエーションが必要とされるもの。

シーンごとにお店の照明を見直し、最先端技術のサポートも借りながら、お客様の満足度を高めるサービス空間を目指しましょう!

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