レタリングとは?店頭POP制作への活用も紹介

文字にさまざまな効果をつけて、デザインをつくることを「レタリング」といいます。学生時代に、美術の授業で習ったことがある人もいるのではないでしょうか。

レタリングをマスターするのは大変そう……と思いがちですが、ちょっとしたコツを掴めば簡単にできるんです。レタリングを覚えると、店頭のPOPやチラシ・カードの制作にも役立ち、メニューや看板も自分でつくれるようになります。

今回ははじめての人でも簡単にできる、レタリングの方法を紹介します。

レタリングとは?

本来、レタリング(lettering)には「筆やペンなどの道具を用いて文字を書く行為と、それによって表された文字」という意味がありました。しかし現在は、デザインされた文字や書体の選択など、文字にまつわる事柄を広く指す言葉となっています。

私たちが普段目にする広告や雑誌にはさまざまな書体が使われていますが、書体や文字の大きさ、色によって読み手が抱く印象は大きく変わります。

また、レタリングには、イラストよりも明確なメッセージを伝えるという機能があります。イラストは直接的なイメージを伝える力がありますが、より的確なメッセージを伝えるには文字や文章が欠かせません。レタリングは的確なメッセージと高いデザイン性を両立させているため、メニューや看板などにも最適です。

「イラストはちょっと自信が無いかも……」という人でも、レタリングはポイントさえ掴めば簡単に製作できるのもメリットのひとつです。その理由は、普段書いている文字の書体を少しアレンジすれば完成するため。パソコンやスマートフォンにより文字を手書きする機会は減っているかもしれませんが、慣れればすらすらと書けるはずです。

レタリングとは?

いわゆる「レタリング検定」などに必要なレタリングの技術は、きちんと幅を測って定規で下書きをして……という過程が必要ですが、店舗のPOP制作ならそんなに細かいテクニックは必要ありません。「いいな」と思ったフォントを、見よう見まねで書いてみるだけでもOKです。

1:まずはワードで好きなフォントを探す

レタリング

ワードにレタリングしたい文字を打ち込んで印刷し、それを見本にしながら文字を書いていきます。

日本語レタリングの基本となるフォントは、主に「明朝体」と「ゴシック体」の2種類あり、特徴は以下のようになっています。

明朝体:筆で書いたような書体であり、太さに強弱が見られる。横線に対して縦線が太く、画数が多い漢字を小さめに使っても潰れにくい。可読性が高いため比較的長い文章に向いているほか、筆で書いた文字を思わせる印象から高級感を出したいときに最適。

ゴシック体:すべての線がほぼ同じ太さである書体で、シンプルゆえに視認性が高いのが特徴。はっきりと文字がわかる書体であるため、メニューなど短い文章で使うのに向いている。

この他にも、ワードに入っていないフォントを、自分でダウンロードして使うとよりいろいろなデザインを楽しむことができます。ただし、フリーのフォント素材を使用するときは、必ず商用OKであることを確認しておきましょう

2:直線の色塗りはマスキングテープを使うと便利

仕上げの色塗りをはみ出さず、きれいに塗ると、完成度が高くなります。そうは言っても、はみ出さずに色塗りをすることはなかなか難しいもの……。そんなときに便利なのが、「マスキングテープ」!マスキングテープを文字のラインに沿って貼っておくと、はみ出しを気にせずに色塗りをすることができます。

はみだし防止のカバーとして使うため、可愛い柄のマスキングテープではなく、工具用の無地のものでOKです。

3:レタリングテンプレートを使う

市販のレタリングテンプレートを使用すれば、ステンシルのような感覚で誰でも簡単にレタリングをすることができます。使える文字は限られてしまいますが、「不器用だけどきれいなレタリングをしたい!」という人は使ってみては?

4:いつもの書き文字にプラスαを加えるだけでも◎

フォントを決めて、印刷して……と丁寧にレタリングするのもよいですが、「それすらも難しい!」という方は、いつもの書き文字を少し太くしたり、影をつけたりするだけでも良し!

ただの手書きよりも文字が目立ちやすくなり、商品名やおすすめポイントが強調されやすくなります。

5:ひたすらなぞって練習する!

まず、レタリングのデザイン見本帳を購入したり、パソコンで見本フォントをダウンロードしたりします。その上にトレーシングペーパーをかぶせて、ひたすらなぞって練習しましょう!

だんだんと手が感覚を覚えて、見本がなくても自分の思い通りのレタリングができるようになります。

応用編:レタリングを使って、チョークアートにも挑戦してみよう!

カフェなどによくみられる、黒板に絵や文字を書いて飾ってある「チョークアート」。店舗の空間が一気におしゃれになるので、ぜひ取り入れてみては?

レタリングを使って、POPももっとバラエティ豊かに!

「難しそう」と思ってたレタリングも、ちょっとしたテクニックで簡単にできます。「こうしなければいけない」という決まりはないので、自由に「書き文字」を楽しんでみてください。

POPはお店の商品をアピールするために大切なもの。レタリングのテクニックを身につけて、いつもよりも目にとまりやすいPOPづくりをしてみましょう!

商品POPと店内BGMで、お店の雰囲気は格段に上がる

レタリングでのPOPや最後に紹介したチョークアートは、お店の雰囲気をグッとオシャレにしてくれます。さらに店内の雰囲気にこだわるなら、内装と統一感のある店内BGM選びが重要です。

BGMを考える時に注意が必要なのが、CDやiPodなどで無断で店内用に音楽を流すと違法行為として罰せられてしまう点。ほとんどの音楽は店舗で使用する場合、JASRACへの著作権使用料を支払う義務が発生します。

モンスター・ラボの音楽配信サービス「モンスター・チャンネル」は、それぞれの店舗に代わりJASRACへの著作権使用料を支払っているため、自由にBGM用音楽を利用できます。。曲数は業界最多、約500万曲を1300以上の音楽チャンネルから選択可能。それでいて従来の有線放送よりも月額使用料が安いのも特徴です。

14日間の無料体験版もご用意しています。有線放送からの切り替えはもちろん、お店の雰囲気に合う音楽を見つけてみてはいかがでしょうか。

モンスター・チャンネル

(Top photo by:flickr