「美食×インテリア」で世界を虜に!青山【R the Table】の野望。

デザイナーズ家具販売を手がけるRigna(以下、リグナ)」が、東京・青山の外苑前駅近くにオープンした「R the Table(アール ザ テーブル)」

「健康志向」かつ「おしゃれ志向」なお店のコンセプトが、早速2015年11月30日の日経MJに取り上げられるなど注目を集めています。

そのオープニングを記念して11月26日に開かれたレセプションパーティーに、OMISE Lab編集部がお邪魔してきました!

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オーガニック野菜を用いた「500円ピザ」の衝撃

ヘルシー、低価格、洗練空間」がコンセプトのR the Table。

「ピザ=ジャンク」という従来のイメージがあるなかで、「むしろダイエット中の女性に来て欲しい!」という意図がそのメニューにも込められているといいます。

豆腐とオーガニック野菜をフィーチャーした、サラダ感覚のピザ。

豆腐とオーガニック野菜をフィーチャーした、サラダ感覚のピザ。

実際にレセプションパーティーで振る舞われたピザはどれも新鮮な野菜の食感がうれしいヘルシーな味だったのですが、なによりも驚きなのがその値段。

全粒粉ピザやオーガニックピザなどのメニューを2000円前後で提供しているお店も多い中、R the Tableのピザはどれも500円!!低価格帯のピザとしてはちょっと信じられないくらいのご馳走なんです。

「獅子唐と空心菜 ガーリック風味」はオーガニック野菜を取り合わせたユニークなピザ。

「獅子唐と空心菜 ガーリック風味」はオーガニック野菜を取り合わせたユニークなピザ。

「完熟リンゴとシナモンのスイーツピザ」は香ばしく焼かれた生地と焼き林檎のやさしい甘みのバランスが抜群!女性におすすめのメニューです。

「完熟リンゴとシナモンのスイーツピザ」は香ばしく焼かれた生地と焼き林檎のやさしい甘みのバランスが抜群!女性におすすめのメニューです。

しかし、こんなに美味しくて健康にも良いピザが500円…どうしても収益のあげかたが気になるところ。

「主力メニューであるピザで儲けをだそうとは思っていないからこそ強気になれます。ピザをきっかけにして、お酒やその他のメニューで売上をカバーしていきたい。」そう語るのはリグナテーブル株式会社CEOの小澤 良介さん。

「豚フィレのレアグリルミックスベリーを添えて」(950円)二人以上で来店した際には絶対に注文したい一品です。

「豚フィレのレアグリルミックスベリーを添えて」(950円)二人以上で来店した際には絶対に注文したい一品です。

パートナーや友人と会話に華を咲かせながらゆったり時間を過ごせそうな店内空間は、お客様のグルメ欲を刺激するにもぴったりな雰囲気です。

ではその内装には、どのような意趣が込められているのでしょうか?

 

インテリアショップが飲食店をフランチャイズ化する意味

お店を入るとそこは超開放的なキッチン!外からその調理の様子が見えるところにも、集客効果が見込めそうです。

お店を入るとそこは超開放的なキッチン!外からその調理の様子が見えるところにも、集客効果が見込めそうです。

R the Tableでは、開放的な1階と賑やかなだんらんの雰囲気が流れる2階それぞれにリグナの家具が配置されています。

しかし、話題のインテリアショップがお店を運営しているにもかかわらず、「家具の直売はいまのところ考えていない」とのこと。

だいぶ商売っ気のないコンセプトのように思われるかもしれませんが、それも「空間を知ってもらうこと」が一番のポイントだからこそ。この店をきっかけに「リグナにお店を作って欲しい、リグナの家具を仕入れたい」という感情を動かすことがゴールだそうです。

お店のムードをぐっと高めているこのランプもリグナの商品。

お店のムードをぐっと高めているこのランプもリグナの商品。

そして、青山店の先にあるゴールとはずばり、「5年で50店舗(!)」というフランチャイズ展開の野望でした。

「直営店の形で飲食店を自社展開するのではなく、フランチャイズを通じて店舗を増やすことによってブランド認知を高めていくことが目標です。青山の本店は、フランチャイズを地方展開、さらには海外展開するためのショールーム的な布石なのです。

昔ながらの木造民家をリノベーションし、おしゃれなレストランに生まれ変わらせたR the Table。ニューヨークの雰囲気を意識した「ブルックリンスタイル」と呼ばれるその内装デザインにも、「空間作りのプロ」ならではの意匠が込められていました。

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美食の街ニューヨークは、オーガニックな食のトレンド発信地でもあり、旧倉庫などを再利用するリノベーションの世界的中心地でもあります。古い木造の骨組みをそのままに内装を現代風にアレンジしたR the Tableは、日本オリジナルの空間再利用のありかたを提示しているのです。

 

フランチャイズで地方創生

そして、「リノベーション×フランチャイズ」戦略の先にあるのは、先にも触れた全国展開。地方のデッドスペースに付加価値を提供するその出店戦略について、リグナテーブルCFOの清田卓生さんは次のように語ってくださいました。

空いている倉庫などを利用して地方でカッコいいことをしたいと思っている人はたくさんいますし、家賃・敷金などにお金をかけないのであれば、インテリアでぜいたくをしてもコスト的には問題なしです。さらには地域のトレンド発信が注目されているという追い風もあり、あながち全国展開も夢ではありません。」

地方展開の際には、「地産地消」的なオリジナルメニューも含め、地元を知っている人だからできる試みを取り入れてもらいたいという想いもあるそうです。

 

青山から世界へ

ブルーボトルコーヒーが日本上陸した際、清澄白河に初出店したことが話題を呼びましたが、それも「アメリカに本店があるから日本で流行る」というトレンド性があったからこそ。

日本随一、いや、アジア随一のファッションタウンである青山が第一号店のオープンの地に選ばれたのもまた、同じような出店戦略を意識してのことだといいます。

「食」と「インテリア」を巧みにミックスさせたR the Table、今後もその展開に要注目です!

 

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■お店情報

R the TABLE外苑前本店(http://rthetable.com/

TEL: 03-6434-5741

住所: 東京都渋谷区神宮前3-42-18
地下鉄銀座線 外苑前駅 3番出口 徒歩5分
営業時間: 11:30→23:30(年中無休)