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今や、いろんなお店で導入されている「スタンプカード」。せっかく買いものをするならば、ポイントがたまるお店で・・・と考える方が多いので、リピーターを増やす要素の一つでもあります。しかし、紙のスタンプカードだと、お財布がかさばってしまうのも事実。よっぽど頻繁に使用するスタンプカードでなければ、捨てたり無くしたり、そもそも受け取らない人も多いのです。

そんな状況が、スタンプカードアプリの登場によって変わってきています。様々な企業がスタンプカードアプリを開発していますので、それぞれの特徴を比較してみたいと思います。リピーター獲得に悩む経営者の皆様は、お店にスタンプカードアプリを導入する際の参考にしてみてくださいね!


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集客データ管理、コスト削減……スタンプカードアプリのメリット

スタンプカードと言えば、これまで紙のスタンプカードが主流でした。しかし、台紙を印刷会社に注文するという手間やコストがかかるばかりではなく、結局捨てられたり無くされたりなど、そのほとんどは有効に機能していないのが実情です。

しかし、スタンプカードアプリを導入すれば、スタンプカードを捨てられることはなく、紙やインクも不要となりますので、コスト削減も実現するというメリットがあります。また、SNSとの連携やプッシュ通知を利用したお知らせもできますので、メールを送るよりも情報が目に止まりやすくなります。もちろん、郵送で案内状を送付するという手間が省けることは言うまでもありません。

そこでここからは、様々なスタンプカードアプリを徹底的に比較していきます。

 

1.Stamps(スタンプス)

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(出典:Stamps)

「Stamps(スタンプス)」は、お客様のスマートフォンでQRコードを読み取っていただくことで、ポイントを貯める形式のアプリです。

「スタンプス」ならではの機能が「絵揃え」と「ランクアップ」。「絵揃え」は、特定の店舗でスタンプを取得していくと、絵柄が揃って一枚の画像や写真が完成する機能です。絵柄が少しずつ完成していきますので、来店するモチベーションも上がりますね。「ランクアップ」では、スタンプカードが一巡するたびに、アプリの背景や特典を変えることができます。来店するほどランクアップしていきますので、常連客には嬉しいサービスです。

また、天気や誕生日など、あらゆる条件を絞って、自動的にプッシュ通知を送ることができます。自動プッシュ通知を利用した結果、会員の14.6%がリピーターとなったお店もあるそうです。

「スタンプス」ではLINEなどのSNSを使って、お客様の友人にクーポンを発行する機能も付いています。お客様自ら友人にクーポンを発行する仕組みですので、新規顧客を獲得することができ、お店にもお客様にもメリットが生まれます。お客様の年代や性別、プッシュ通知開封率を分析できる機能を活用すれば、お店を利用しているお客様のことを、より理解することに役立ちます。

 

2.Tapstamp(タップスタンプ)

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(出典:株式会社CAPA)

「Tapstamp(タップスタンプ)」は、「Ocelly(オセリー)」と呼ばれるコンパクトなスタンプ機器を、直接スマートフォンの画面にスタンプするユニークなアプリです。紙のスタンプカードと同じように、直接スタンプを押す形式ですから、お客様に改めて複雑な説明をする必要がありません。アナログのスタンプカードと違って、スタンプを押したときのエフェクトやメッセージを楽しむことができます。

また、アプリをダウンロードする必要がないので、スマートフォンさえあれば、すぐに始めることができます。「Ocelly(オセリー)」は、電源や電池も不要なだけでなく、メンテナンスの必要もありません。小さくて軽い機器ですので、設置する場所にも困らず、気軽に取り入れることができます。

アナログの分かりやすさと、最新の技術を組み合わせたバランスの良いスタンプサービスですね。

 

3.Stamp(スタンプ)

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(出典:stamp)

「Stamp(スタンプ)」も、直接スマートフォンにスタンプ型のデバイスを捺印して、ポイントを加算していく仕組みです。このタイプのサービスは、ポイントを加算していく他にも、これまでは画面を見せるだけで何度も使えてしまっていたクーポン等に「済」などの表示で消し込みをすることもできます。

また「Stamp」では複数の店舗で共通のスタンプカードとして設定したり、「キャンペーン機能」を使って複数店舗が共同で懸賞企画を行ったりすることも可能なため、複数のお店をお持ちの方におすすめのアプリです。

初期費用や月額利用料が無料となっており、失敗を気にせず手軽に始められるのも嬉しいポイントですね!

 

4.SCOPP(スコップ)

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(出典:SCOPP)

「SCOPP(スコップ)」は、Facebookと連動した進化系のソーシャルスタンプカードです。

お客様自身がアプリをダウンロードし、Facebookでログインするとカードが取得できます。そして店舗内で料理などを撮影すると、その写真がそのままスタンプとなります。例えば飲食店で料理を撮影したら、その料理の写真がスタンプとして記録に残るという仕組みです。QRコードも専用の機器も用意する必要がありません。

撮影した写真(=スタンプ)は、お客様のFacebook上で公開されるため、広い範囲への宣伝効果が期待できます。また、同じ店舗のカードを持つ友人のスタンプも、お客様自身のスタンプとして利用でき、スタンプを有効に集めるために、周りの友人にも宣伝してもらえるという仕組み。宣伝効果低コストを重視しているオーナーの方は、見逃せないサービスです。

 

5.mosta(モスタ)

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「mosta(モスタ)」は、来店したお客様が、店内にあるQRコードを読み込んで、スタンプ付与や特典交換ができるアプリで、専用の機器を導入する必要はありません。

スタンプの利用履歴を発行したり、有効期限を設定したりすることが可能で、お客様が溜めたスタンプをきちんと管理できるのが「mosta」の特徴。店舗利用規約を表示して、同意した場合にだけスタンプを付与する仕様にもできるなど、お客様の情報管理により重点を置いているお店にぴったりのアプリです。

また、こちらも初期導入費用や基本月額料金はかからないので、「とりあえずスタンプカードアプリを利用してみたい!」という方にもおすすめ。

 

まとめ

今や多くのお店で導入されている「スタンプカード」。従来の紙のスタンプカードだとお財布がかさばるため、せっかくカードを作っても、無くしたり捨てられたりして、あまり有効に機能していないという問題がありました。

しかし、アプリを利用したスタンプカードなら、カードの有効性アップコスト削減、またスマートフォンを利用した効果的な宣伝など、たくさんのメリットがあり、これからはこのようなデジタルなシステムが一般的になっていくのではないでしょうか。

今後お店のスタンプカード制度にアプリを取り入れる際には、今回の記事を参考に検討してみてくださいね。


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店舗BGMアプリ「モンスター・チャンネル」が運営する店舗運営情報magazineの編集責任者。