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テイクアウトで売上アップを目指す人必見! 導入後に後悔しないためのポイント3点。

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飲食店の売り上げをアップさせたいけど、どんな工夫をすればいいのだろうか……そんな課題を解決する方法として、「テイクアウトの導入」を検討する方がいます。

テイクアウトを始めれば、通常のイートインによる売り上げ以外にもお客様が来店する可能性は大きくなります。ただし、何も策なしに導入すればいいというわけではありません。

今回はテイクアウトを導入するメリットや注意すべきポイントを解説します!

飲食店経営の皆様へ まだ有線放送なんですか?

テイクアウトが注目を集めている背景とは。

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今回注目するテイクアウトは食事を買って持ち帰ることから飲食店で食事をする「外食」、自宅で料理をする「内食」の両方の特徴を兼ね合わせた「中食」にあてはまります。外食産業は「農林水産省平成24年度 食料・農業・農村白書」からも読み取れる通り、高度経済成長期を経て急速に拡大を続けてきましたが、平成10(1998)年をピークに減少傾向に。この背景には不景気が大きく関わっており、一般家庭では外食の機会を減らすようになったと考えられます。

また、「共働き」が当たり前の選択となった近年では、家事にかける時間を減らしたいというニーズも高まる一方です。つまり、家に帰って料理をするのではなく、帰宅前にテイクアウトしたメニューで食事をまかなう人が増えているのです。

こうしたライフスタイルの変化にともない、中食産業は今後ますます発展していく見込みにあります。2019年に延期とはなりましたが、消費税10%への引き上げとともに導入される軽減税率もまた、そんな状況を後押しする要素のひとつ。テイクアウトは軽減税率8%の対象になることからも、今後ますますテイクアウトに注目が集まっていくといえます。

 

テイクアウトのメリット

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テイクアウトの大きなメリットとは、客席を必要とせずに売り上げをアップさせられる点にあります。特に、客席の数が少ない小規模の店舗であれば、必ずぶつかるのが客席の「回転数」に関連する問題です。

かき入れ時となるランチの時間帯に小さな店舗が回転率を気にすることなくサービスを提供しようとすれば、客単価を上げるための特別な工夫が求められます。しかし、ランチ予算の限られているお客様はなかなか思い通りにお金を落としてはくれません。一方、無理に回転数を上げようとするとお店の居心地が損なわれ、場合によっては客足が離れてしまうことも。

そこで注目されるのが、テイクアウトです。テイクアウトは、座席数が少ない店舗でも確実に売り上げを伸ばすことができるからです。

イートインで好評のメニューのみをテイクアウトできるようにしている店舗も少なくありません。「店舗の味をご家庭でも味わえます!」とアピールすることで、行列に並ぶことを避けて来店の機会を得られなかったお客様をはじめ、お土産として購入を考えるお客様の購入意欲を刺激できます。

 

ただ導入すればいいわけじゃない!テイクアウトで考えるべきポイント

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テイクアウトは売り上げアップに有効ですが、ただ導入すればいいものでもありません。やみくもにテイクアウトを始めた結果、売り上げアップどころか閉店を招いてしまった事例もあります。だからこそ、以下の点をまず考えたうえで導入を検討していきましょう。

 

1.備品の準備は十分にできるのか

テイクアウトには当然ながら、商品を入れるフードパックが必要です。ランチタイムに商品を購入し、近くのオフィスへと持ち帰って食べるお客様もいれば、少し離れた自宅まで持ち帰るお客様もいます。その場合はスープやカレーなど、汁物が漏れることがない形状なのか、少しの衝撃で壊れてしまうパッケージではないのかを十分に確認したうえで準備しましょう。せっかく買ったのに、開けてみたらひどい状態になっていた……となれば、お客様の信頼を著しく失ってしまいかねません。

 

2.適した商品の数を準備できるのか

テイクアウトを導入した際には、商品の数も検討する必要があります。欲張って作り過ぎてしまえば商品が売れ残り、慎重になり過ぎて少なめに準備すれば多くのお客様が購入できません。その日の天候や来店者数の傾向から判断し、適切な数の商品を準備することを心がけましょう。

そしてテイクアウト商品を調理する際には、売れるまでの時間も考慮しなければいけません。オーダーを受けてから調理して梱包し、お客様の手に渡るまで、多くの時間が経っている場合も考えられます。テイクアウトを導入する前には食材選びや味付けなどに注意しながら、時間が経っても良好な状態をなるべく維持できるように試作しましょう。

 

3.イートインとのバランスがとれるのか

テイクアウトを導入する場合、イートインと同時に対応できるかどうかも注意しなければいけません。どちらかに集中したあまり、片方がおざなりになってしまえばお客様へ満足度の高いサービスを提供することが難しくなります。

特に人気店のランチタイムともなれば、イートインとテイクアウトともに混雑することが予想されます。慌ただしさからお客様へ料理を提供する時間が遅れる、間違った数の商品を渡してしまうといったことがあればクレームの発生は避けられません。そのためにも、なるべくテイクアウト商品を滞りなくお客様に提供することを意識して取り組むことが重要だといえます。

その方法として、テイクアウトメニューのメインとなる部分のみ、オーダーを受けてから調理する「部分別調理」は大きな効果を発揮することでしょう。サイドとなる部分を事前に作っておき、メインとなる部分の調理、盛り付けが終わればすぐにお客様に提供することができます。お客様をお待たせしない点、イートインに近い状態の商品を味わっていただける点から店舗にもお客様にもメリットが多い方法です。

また、テイクアウトを「事前オーダー制」にすることもイートイン、テイクアウトを両立する方法のひとつ。事前にお客様がお求めになる商品数と来店される時間が確定できていれば、調理や梱包にかかる時間を計算したうえで余裕を持った準備ができます。イートインとテイクアウトの両立のためには商品を提供するまでの時間の削減はもちろんですが、同時に良好な状態の商品を提供できるかも考えておきたいポイントです。

 

お客様に満足いただくためにも、まずは準備を徹底することから

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テイクアウトそのものが売り上げアップにつながるのと同時に、これをきっかけにお客様が店舗に来店することも大いに考えられます。だからこそ、十分な準備と検討をしたうえで導入したいもの。ただメリットだけを見るのではなく、その他の業務に支障が出ないかなど、全体のバランスにも注意することが大切です。

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