実際にモンスター・チャンネルをBGMとして利用している、さまざまな店舗を訪れ、インタビューをするこの企画。
第1回は、緑豊かな土地・田園都市線すずかけ台駅のすぐ近くにある、中村歯科医院を訪れました。
歯科医院ながら、クラシック音楽が流れ、ゆったりとした時間が流れる癒しの空間。この空間づくりにも、モンスター・チャンネルのBGMは役に立っているのでしょうか?
院長・中村先生にお話を伺いながら、その魅力を紹介します。
最大の決めては値段と手軽さ
– まず、どのようなきっかけで「モンスター・チャンネル」を導入しようと思ったのか、教えてください。
「モンスター・チャンネルを導入する前は、20年以上ずっと有線放送を使用していました。このサービスを知ったきっかけは、『m3.com』という医師向けのニュースサイトを見ていたときに、そこで紹介されていたことです。
それまではインターネット環境がなかったのですが、医療事務の管理をするために必要機材を最新のものにそろえたタイミングで、院内のパソコンでもインターネットが使えるようになりました。
同じくらいの時期に、モンスター・チャンネルを使い始めたと思います。電話で問い合わせて、金額やシステムを確認したあと、すぐに対応をしてくれました。」
– 実際に導入してみて、モンスター・チャンネルのどのような部分に満足していますか?
「なんといっても、月々の費用が本当に安いこと。有線放送を使っていたときは、月々5,000円ほど院内BGMにかけていましたが、今では2,000円程度で抑えられています。
BGMは医院や店舗にとっては保険と同じで、一度契約したらよほどのことがない限り、ずっと使い続けたいと思うようなものです。だからこそ、月々の経費が安いほうがいいと思っています。
わたしが開業して有線放送を契約した当時は、時代がバブルだったこともあって、非常に景気がよかった時期。だから、経費なんてほとんど気にしたことがありませんでした。でも、だんだんと時代が変わってきたので、やっぱりコストを抑えられるところは、抑えたくなってくるんです。
また、インターネットさえあればすぐに始めることができるのも魅力です。よっぽどの偏屈でない限り、使いこなせると思いますよ(笑)。有線放送は、台風など気象によって音楽が止まってしまうトラブルがありますが、モンスター・チャンネルはインターネット経由なので、そのようなデメリットがないことにも満足しています。」
– 5,000円から2,000円程度になったということは、半分以下の金額ですね!長いスパンで考えると、大きくコスト削減できることがわかります。
費用だけを考えると、有線放送以外にも、自分でCDをかけて音楽を流すといった方法があります。そのような方法ではなく、モンスター・チャンネルを選んだ理由はありますか?
「音楽のセレクトに、そこまで手間ひまをかけられないといったことが一番大きな理由です。開業した本当に最初のころは、ラジカセを置いて流していたこともありましたが、自分で曲を選んで、入れ替えて……といったことに時間を割くのが惜しくなってしまって。
モンスター・チャンネルはもう曲の組み合わせが決まっていて再生するだけでよいので、本当に簡単です。」
必要なものは『パソコン』と『インターネット環境』
– モンスター・チャンネルを始めるとき、必要なものはPCとインターネット環境だけということですが……店内には立派なスピーカーが設置されています。こちらは、どういった経緯で選んだものなのでしょうか?
「これは有線放送を流すために設置したスピーカーなんです。だから、配線も有線放送のものに従って取付けてあります。
モンスター・チャンネルを導入するときも、このスピーカーをそのまま使用することにしたので、私の場合は初期費用はほとんどかかりませんでした。だから、スピーカーにはそれほどこだわりはないんです。」
– なるほど、そういう背景があったんですね。待合室だけでなく、治療スペースにもスピーカーが配置されているので、音楽を聴きながら治療を受けることができます。
音楽で得られる一番の効果はリラクゼーション
– こうした歯科医院や病院など、医療関係の場でBGMを流すということは、患者さんにとってどのような効果があると感じていますか?
「やっぱり、一番の効果はリラクゼーションです。特に、歯医者は『キーン!』とした治療器具の音を、どうしても消すことができません。でも、あの音が一番恐怖心を煽ってしまうんですよね。だからこそ音楽を流すことで、患者さんが少しでもリラックスして治療を受けられるようにと思っています。
今は歯科医院によっては、治療器具の音が聴こえないように、患者さんにヘッドフォンをつけてもらい、音楽を聴きながら治療をできるようにしているところもあるくらい、音楽は必要な存在になっています。
わたしはそこまでは行っていませんが、BGMとして音楽を流すことで、癒しの空間を作ることができたらと思っています。」
– 客層や医院のコンセプトなどに合わせて、音楽で気をつけていたりすることはありますか?
「このすずかけ台は『土地50坪規制』と言って、50坪以上の広さの家でないと建ててはいけない決まりがあるんです。だから、大企業の社長も住んでいるし、他の人でもそれなりの収入がある場合がほとんど。だから、最新のより良い方法で、お金をかけて治療する人が多いんです。
また、最近は以前と比べて、虫歯の子供が少なくなってきました。親や学校が、虫歯予防の教育をしっかりするようになったからかもしれませんね。
そうした背景があって、今は1日に何十人の患者さんを診るということが少なくなり、代わりに一人あたりの治療にしっかり時間をかけ、お金もかけてもらうことで、経営が成り立つようになりました。治療時間が長くなるので、院内の雰囲気はよりリラックスしてもらえるように心がけています。
– 現在、院内にはクラシック音楽が流れていますが、他のジャンルを流すこともあるのでしょうか。
音楽は、歯科衛生士さんがセレクトして流してくれることもありますが、クラシック以外だと多いのはボサノヴァです。でも、音楽をそこまで重視しているというわけではなく、あくまでも空気のような存在だと思っています。
先ほども述べましたが、静かな無音の空間の中で、治療器具の音や小さな雑音が響いて、それが気になってしまう……という環境を避けたいと思っています。空気のように、音楽が溶け込んだ環境でありたいと思っています。」
– たしかに、ドキドキしながら歯医者さんに行って、院内が無音状態だと緊張感も高まってしまいます。わずかでも音楽が流れていたら、そこに意識を分散できるので、安心できるような気がしました。
家庭や学校でも「モンスター・チャンネル」は活かせる!
– 最後になりますが、これからモンスター・チャンネルに期待することなどはありますか?
「今でも十分低価格なので大変満足していますが、ゆくゆくは無料配信にしてほしいなとも思っています。無料にすれば、家庭でも気軽に取り入れられますし、学校教育の場でも活躍するのではないかと思っています。
赤ちゃんのいる家庭や、子供にクラシックを聴かせたい!という家庭には、喜ばれると思いますよ。企業や店舗、法人向けだけでなく、家庭や学校にも視野を広げたら、おもしろいサービスになっていくのではないかなと思います。」
– 本日はありがとうございました。
▼ 今回ご協力いただいた店舗・医院
■中村歯科医院
住所:東京都町田市南つくし野3-4-2 久保田ビル2F
電話番号:042-796-7877
アクセス:東急田園都市線 すずかけ台駅 徒歩1分
初心者でも簡単に導入できる「モンスター・チャンネル」
インタビューを通して、とにかくモンスター・チャンネルは価格が安いということ、そして思い立ったらすぐに導入できる手軽さであることを魅力に感じました。
BGMは欲しいけれど、高いお金をかけて有線放送を契約するほどでもないし、自分で選曲をしてCDを用意するのは手間がかかる……という人にこそ、使っていただきたいサービスであると思います。
さまざまなジャンルの中から音楽をセレクトできるため、病院や歯科医院など、患者さんがリラックスできるような環境づくりにもぴったりです。
音楽を使って癒しの空間づくりをしたい人は、ぜひモンスター・チャンネルを利用してみてはいかがでしょうか?