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「ZAGURI」ついにオープン!一杯のコーヒーと、美しいデザイン空間に込められた想いとは?【経験ゼロからの開業日記#9】

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「お店を持ちたい」。そう思い立っても、新規開業のためのノウハウを持っていないために諦めてしまう人が多いかもしれません。しかし、必要な知識を身につけ、コツコツと準備を進めていけば開業することは不可能ではありません。

デザイナー大谷秀映さんが1から店舗をリノベーションするカフェ兼アクセサリー雑貨店、「ZAGURI」の開業準備の様子を密着レポートする「経験ゼロからの開業日記」。

これまではオープンに向けて、配線むき出しの内装が徐々に仕上がっていく経過を写真とともに紹介してきましたが、去る11月1日、ついにオープンの日を迎えました。さっそくお店にお伺いした際の様子をレポートします!

 

物件が決まってからオープンまで、約半年にわたる内装工事。

扉のガラス窓に営業日の情報などが書き込まれています。

扉のガラス窓に営業日の情報などが書き込まれています。

「自分で店をやろう!」……そう決意してからリサーチ、設計、デザイン、内装と、一から全て自分で手がけることを決めた大谷さん。デザイナーとしてクライアントの出店業務に携わり始めたことをきっかけに、やがて自身も出店することへの興味や関心を持つようになりました。

時間を見つけては話題のショップやカフェへ足繁く通い、リサーチに励んだといいます。さらに「お店作りもDIYで」と、本やネットで調べて工具を購入し、少しずつ作業を始めていきました。

物件が決まったのが2016年5月23日。それから実に約半年かけての大工事を終え、無事11月1日にオープンの日を迎えることとなりました。これまでの作業工程や苦労の日々は、過去記事をご覧になってください。

▶️【経験ゼロからの開業日記】過去記事を読む

 

「ZAGURI」自慢の一品は、こだわりのコーヒー

扉からカウンター、吊り棚まで、すべて大谷さん手作りのお店

扉からカウンター、吊り棚まで、すべて大谷さん手作りのお店。

当初は9月中旬オープン予定と聞いて取材に伺っていたものの、大谷さんは本業と掛け持ちでの内装工事作業を行っていました。そのため、なかなかスケジュールどおり工事を進められず、結果的に11月1日にオープンすることに。

「11月1日は大安なので、商売を始めるのにはとてもいい日だそうです。初の体験だったのですが、開店にあたり近くの神社で祈願をしてきました。朝から雨が降っていたのに、開店前にはピタリと止んだんですよ」と、無事オープンを迎えたことに安堵する大谷さん。

「ZAGURI」はオープンを記念してパーティーを催すことも、広告を打つこともしていません。「ひっそりとオープンしました」というように、大谷さんらしいマイペースなオープン日を迎えたようです。

大谷 「当日は知り合いをはじめ、お店の前を通りかかった際に気になった方が来店してくれました。ただ、カウンター3席、テーブル4席しかないので、一気に人が来てしまうとあっという間に満席になってしまいます」

「ZAGURI」はカフェと銘打っているため、平日はコーヒー、ラテ、ココアやポタージュとプリンといったスイーツのみを提供していますが、週末は外国産ビールなどアルコールも提供する予定とのこと。

大谷さんは「この辺りには良いお店がありますから、そちらで食べていただければと思っているので、本格的な料理は出しません。ただ、仕入れた美味しい豆を、美味しい水で淹れるコーヒーは自慢の一品です」と自信をのぞかせています。

選りすぐったコーヒー豆を使い、コーヒーに最適な水で淹れたコーヒーは至極の一杯です

選りすぐったコーヒー豆を使い、コーヒーに最適な水で淹れたコーヒーは至極の一杯です。

 

ニーズに合わせた営業スタイル

大谷さんは今後「ZAGURI」において以下のことを計画しています。

1.年中無休での営業
2.作品の販売
3.古い電卓やカメラなどの展示企画

カフェは大谷さんの本業であるデザイナーとしての職場にもなるので、作品を置いて販売する予定も。展示企画については、大谷さんが古物商の免許を取得しだい、展示品の販売が行われるそうです。

そして大谷さんはニーズに合わせた営業スタイルを模索しているとのこと。

大谷 「お店のスペースなのですが、店内には7席ほどしかないので、お越しいただいたとしても入りきれない場合があるんです。思い切ってスタンディングにするか、それともネットで予約制もありかなとも考えています。お客様にたくさん来ていただいても、お店に入れないと申し訳ないので」

また、一部をプロの方に作業をお願いしたこともありましたが、大谷さんは今回の内装工事の経験を踏まえたDIY教室の開催を検討しています。

プロ仕様の工具が揃っていることもあり、「オリジナルで考えたものなど、デザイナーなりのこだわった造作を見てほしい」と大谷さん。「すぐに認知されなくても、半年から1年かけてカフェのことを知ってもらえれば良いと思っているんですよ」と控えめではあるものの、「計算しつくしたデザインなので、どこから撮っても絵になる作りにしています」と、自信を持っています。

メニューはコーヒーとスイーツのみ、週末はアルコールの提供も予定しています。

メニューはコーヒーとスイーツのみ、週末はアルコールの提供も予定しています。

「ZAGURI」は、まだまだスタートしたばかり。模索中のところもありますが、大谷さん自慢の美味しいコーヒーとこだわりの空間を体感しに、「ZAGURI」へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

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