警備業界大手「ALSOK」が叶える、効果的な店舗のインバウンド対策とは?

拡大するインバウンドに向けて、効果的な集客や売上拡大につなげたい店舗経営者の方は多いかと思います。しかし、訪日外国人のニーズや悩みを把握したとしても、実際にどのような対策や機器の導入をすればいいのかに悩む店舗は多いでしょう。
そこで今回は警備業界大手のALSOK様に、インバウンド対策への具体的な施策や、今後の店舗のあり方についてお聞きしました。警備業を中核とするALSOK様の、店舗経営を支援する想い、その真相に迫ります。

○市岡宗芳氏
綜合警備保障株式会社 営業総括部 ブロードマーケット営業室 課長

○藤田理恵子氏
綜合警備保障株式会社 営業総括部 ブロードマーケット営業室

提供するのは「お客様の安全安心」。店舗経営を支援するALSOKの想いとは

ALSOKの想い

(左:市岡宗芳氏 右:藤田理恵子氏)

――警備業を中核とし、サービス・商品を展開するALSOKさまが、決済端末や翻訳機といった「店舗経営」をサポートする商品を展開する背景を教えてください。

市岡宗芳氏(以下・市岡氏):我々が提供する商品・サービスは、「社会全体の安全安心を守る」というのが第一義です。その中で、みなさんが抱えているさまざまな課題を解決できるものを商品・サービスとして出していこうという想いが基礎にあります。今回のインバウンド対策となる商品も、法人・個人と我々が警備業でお付き合いしているお客さまから頂いたお悩みを解決するためにご用意しました。もちろん今までALSOKにご縁のなかった方々に対してもご案内できる新しい商材として、提案させていただきたいと考えています。

藤田理恵子氏(以下・藤田氏):現在、日本の労働人口は年々減少しており、各業界・店舗では人手不足が問題となっています。少ない従業員で高い生産性を産むためにも、ALSOKが安全安心をご提供すると同時に、店舗の効率化までをお手伝いできればと考えています。

――拡大するインバウンドに向け、ALSOKさまが考えるインバウンド対策の必要性を教えてください。

市岡氏:高齢化が進み人口減少も深刻化する中で、店舗は社会のニーズを汲み取った対策をしなければ、商機を失ってしまいます。一方で、和食のユネスコ無形文化遺産登録やLCCの普及、ビザの緩和などを背景に、インバウンド需要は増加の一途を辿っており、店舗はこのチャンスを逃すべきではありません。そこでALSOKは、店舗様がインバウンドの方を集客でき、売り上げアップにつながるような商品・サービスを提供したい、警備の提供だけではなく、お客様のビジネスを全面的にお手伝いしたいと考えています。

店舗のインバウンド対策を多角的にサポート

――では、具体的にALSOK様が提供している「店舗のインバウンド対策」として効果が期待される商品について教えてください。

藤田氏:店舗様が抱えるインバウンドへの悩みとして多い、「多言語対応」・「キャッシュレス決済」・「文化の違いなどによるトラブル」の3つを解決する商品をご用意しています。

【 双方向通訳デバイス「POCKETALK(ポケトーク)」 】

ポケトーク

市岡氏:私どもが直接お客様のお話を伺う中で、「外国人のお客様とのコミュニケーション不足によって、販売機会を損失する」というケースをよく耳にします。日常会話はできても、細やかな配慮が求められるような、例えば宗教上の理由やアレルギーで口にできない物があるお客様の思いを汲むことなどができないんですよね。そこで我々が提案させて頂くのが翻訳機です。現在スマホやタブレットのアプリなどでも翻訳が可能ですが、個人のスマホを利用することを、通信料の問題や心理的に嫌がる方もいらっしゃいますし、何より精度にバラつきがあります。

――多くの国の方や、さまざまな多言語に対応するとなると、1つの翻訳機だけでは機能性や操作性に不安があります。

藤田氏:ポケトークは74言語(2019年9月現在)に対応していて、双方に翻訳が可能です。一部音声出力に対応していない言語もございますが、画面に文字が表示されるので問題なくやり取りが可能です。手軽に持ち運べて翻訳の精度が高い上に、操作が非常に簡単で誰でもご使用になれます。Wi-Fi環境等、オンラインである必要がありますが、対応言語であれば瞬時にクラウド上で最適な翻訳をしてくれます。
翻訳履歴は最大1万件まで記録できますので、何か相違があった場合、トラブルがあった場合の証拠としても活用できます。お客様からは、翻訳精度と簡易的な操作性を高く評価していただいており、「外国人のお客様への対応がスムーズに出来るようになりました!」「外国人のお客様と売買の契約を交わす時に重宝します」などの声もいただいております。

【 マルチQR決済ソリューション 】

マルチQR決済端末

市岡氏:インバウンドの増加に伴い、キャッシュレスのニーズも高まっています。そこで注目されているのがQRコード決済です。訪日する外国人の約4分の1が中国人の方で、年間で約830万人(参考:2018年 日本政府観光局発表統計)にのぼりますが、中国ではQRコード決済が非常に普及しています。さらに日本国内でも急速に普及してきており、複数のQRコード決済サービスが存在している状況です。それら多くのQRコードに対応した端末へのニーズは高まっており、お客様からは「安心して使用できる決済端末がない。なかなか契約に踏み切れない」というお声も頂いておりました。そこで、安全安心をお届けする為にALSOKにて複数のQRコード決済に対応する商品を販売することになりました(2019年9月現在:LINE Pay・d払い・PayPay・Origami Pay・Alipay ・WeChat Payに対応。順次拡張予定)。

――店舗側がQRコード決済端末導入する時の注意点はなんですか?

市岡氏:導入している店舗の中には、印刷したQRコードを店頭に掲げているところも多いかと思いますが、これが犯罪行為につながる可能性もあります。実際に中国では、お店のQRコードをすり替えて、お客様の支払った金額が全てアルバイト個人の口座に入金されるようにしたり、消費者側も提示画面を偽装しあたかも今決済したように見せることが可能なほか、金額を故意に一桁少なく入力するなど、犯罪が多く発生し報道されております。しかしALSOKの端末を用いれば、お客様には1回限りのQRコードの使用が求められるため、不正な決済を防止できます。決済の金額も、端末に打ち込めばお客様の携帯へ瞬時にメールが送られますので、金額がその場で確認できます。返金履歴も削除できませんので、安心してお使えになれます。また、レシートが発行されるので、返品等の際のトラブルも軽減されます。

――具体的に、インバウンドに対してどのような効果が?

藤田氏:中国ではAlipay、WeChat Payが普及しており、特に都心部での普及率は98%といわれています。中国人のお客様は、現金を持たずQR決済のみで支払いをする習慣が一般化していると考えられるため、QR決済に対応していないお店は利用しない可能性があります。逆に、QR決済に対応することで、商機をしっかりと掴めるということです。もちろん国内のLINE PayやPayPayにも対応しています。決済時には、自動的にどのQRコードサービスなのかを認識しますので、言葉の通じない場合でもスムーズにご利用できます。また、端末はボタンが少なく、直感的に使うことができる上、返金作業も簡単です。故障の際、修理には通常3日間ほどかかりますが、ALSOKであれば最短で当日に端末を交換できるため、販売機会のロスを最小化できます。実際に導入されたお客様からは、「QR決済が使えることで、中国人のお客様の売り上げが増えましたし、QR決済でレジの効率化につながり助かっています」「従業員への教育も簡単で、返金処理も簡単にできるので、お客様をお待たせすることもなくなりました」というお声も非常に多くいただいております。

――とはいえ、導入側の金銭的なハードルが高いような気がします。

市岡氏:実はALSOKで導入頂くと、店舗にはQRコード決済端末が無償貸与※されます。さらに手数料の3分の1が国から補助※されます。これは、ALSOKが経済産業省「キャッシュレス・消費者還元事業」における加盟店支援事業者(B型決済事業者)に選ばれているからで、警備会社では唯一当社のみです。補助事業期間が限られていますので、導入するなら今がおすすめです!
※補助事業の対象は「中小・小規模事業者」様となります。詳しくは経済産業省のHPをご覧ください。

【 多種多様な防犯カメラ 】

防犯カメラ

市岡氏:生活習慣や価値観が異なる外国からのお客様が増加することで、今まで想定していなかったような様々なトラブルが発生する可能性も高くなっています。実際に、お会計を待つ列への割り込みや店舗備品の勝手な持ち帰り、さらには酔っ払い同士のケンカなど、トラブルにあっている店舗は少なくないようです。これらに対して、防犯カメラの設置によって、トラブルが起こらないようにする抑止効果や実際に発生した場合の証拠を押さえることができます。

――導入のしやすさでいえば、現在多くの企業から安価なカメラが登場しています。ALSOK様が提供するメリットや防犯カメラの特徴を教えてください。

市岡氏:安価なカメラですと画像が粗い場合が多く、いざ金銭のトラブルが発生したときに、映像を見直しても金種がわからないことがあります。ALSOKが扱う最新のカメラは、Full HDの画像で撮ることができます。現金のやり取り(お客様とのトラブル)をしっかり把握したいというニーズ、従業員の不正防止のニーズ。この2点が選ばれる要因となっています。
また、さまざまなメーカーの多種多様なカメラから、お客様のニーズに一番合ったものを選択してご提案することも可能です。例えば、クラウドと連携したカメラであれば遠隔で確認でき「離れた場所にいてもパソコン、タブレット、スマートフォンで常に店内を確認でき安心です」と好評です。多店舗展開しているお店でも、各店舗に1台おけば、スマホ1台で全ての店内の様子を確認できます。またマイクとスピーカーが内蔵されているため、遠隔地からでも店内に指示が出せます。Wi-Fiさえ繋がっていれば、個人の方でも簡単に導入でき、設定や設置に不安がある方でも、全てメーカーサポートしておりますので安心です。警備会社として、日々進化するカメラの機能を常にキャッチアップし、最適なご提案をいたします。

ALSOKが考える、今後の店舗のあり方とは?

――今後のインバウンド対策、キャッシュレス化に対する店舗のあり方について、ALSOK様のお考えをお聞かせください。

藤田氏:外国人のお客様に満足して頂ければSNSで拡散され、更なる売り上げが見込めます。その為には、お客様としっかりとコミュニケーションをとれる店舗でなければならないと思います。一方で、文化の違いにより起こるトラブルから、お店・従業員を守る体制が必要になると思います。しかしながら、人手不足や費用の観点から、外国語を話せる従業員、トラブルに対応できる従業員の数を確保するのは難しいので、システムで補えるところはシステムで補いながら前述の2点を解決すべきだと思います。また、紙幣に信用性のある日本では、全てがキャッシュレスになるにはまだまだ時間がかかるでしょうが、若者を中心として利用者は増えてくると思われますし、利用できるQRコード決済も益々増加すると考えられますので、複数のQRコード決済に対応できる店舗が理想ではないでしょうか。

――店舗はALSOK様にどこまでのサポートを望んでいいのでしょうか

市岡氏:今回ご紹介したサービス以外にも、セキュリティを始め、従業員の出退勤管理や店舗の設備リニューアル工事など、ALSOKには店舗運営を一括でサポートできる体制がありますので、「何かあってもALSOKに連絡すれば大丈夫」という安心感を提供させて頂きます。24時間365日。一緒に伴走していけるパートナーとして、店舗の運営者・お客様、双方に安全安心をお届けいたします。

綜合警備保障株式会社「ALSOK」