他店と差をつける!店舗オーナー必見の事業計画書の書き方

お店を開業しようと考えた際、これから始めるお店のコンセプトだけでなく、どのように成長させていくかを明確化する事業計画書は欠かせません。論理的に説明がなされることはもちろん、確度の高い事業計画書の作成は、自店の成長につながります。

また、融資を受けたり、資金調達したりするうえでも必要不可欠です。

この記事では、事業計画書とは何か、その重要性や項目の書き方などを解説していきます。これから店舗を開業しようと思っている人は必見です。
 

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どうして事業計画書が大切なのか

そもそも、事業計画書を書くことは、なぜ大切なのでしょうか。

一般的に、未経験者が開業した店舗は3年以内に7割近くが閉店となってしまうというデータがあります。事実、2017年度の飲食店の倒産件数は701件。過去2番目の高水準です。

閉店になってしまう理由はさまざまですが、事業計画書を書かずに無計画にお店の開業に踏み切ったことは要因のひとつ。また、飲食店業界の市場規模も、人口減や節約志向の高まりにより、97年のピーク時より大幅に減少しています。

お客様のニーズを分析し、他店とどういった差別化をはかるのか……。事業内容をしっかり考えて開業しなければ、大手チェーン店やその他の店舗に埋もれてしまい、廃業に追い込まれることは間違いありません。

※参考資料:帝国データバンク「飲食店の倒産動向調査」

※参考資料:三井住友銀行「外食産業の現状と今後の方向性」

 

また、事業計画書の重要な役割としてあげられるのが、「資金調達」。金融機関や投資先から融資を受ける際には、提出が必ず求められます。将来的に成長する見込みがなく、返済できないと考えられる事業内容では、どこからも出資されないでしょう。

「どういった戦略で他店との差別化をはかり、収益を考えるのか」

データや図、資料を盛り込みながら、説得力のある事業計画書を作り、自店の戦略や収益の見込みを説明することが大切です。

OMISE Labでは、店舗経営者が気になる資金調達のフローについて、税理士の田尻先生にインタビューをおこなっています。どのような制度があるのか、初めて開業するにはどのような形で申請するのがいいのか、悩める店舗経営者にとって役立つ知識が盛り沢山です。

※挿入URL:【税理士・田尻先生直伝!知識ゼロからの資金計画講座】第1回:開業までの資金調達のフロー

 

事業計画書には何を書けばいいの?

事業内容(コンセプト)
└自店の強み
└想定ターゲット
開業費
└物件取得費
└工事費
資金調達計画
返済計画
売上計画……。

事業計画書には、上記のような内容が必要になります。

とくに事業計画書の軸となるのが、「コンセプト作り」の部分。コンセプトがしっかり定まれば、他店との差別化をはかるのにも役立ちます。

コンセプト作りで大切なのは、「人の気を引くインパクト」です。

若いターゲットにとって、SNSは来店のきっかけになることも珍しくありません。思わず他人に教えたくなるような引きのあるコンセプトは、お店の明暗を分ける要素。お客様に「おっ」と思わせるような、コンセプト作りを目指しましょう。

「コンセプト作り」に関してさらに知りたい方は、ゼロからお店作りを始めたデザイナー・大谷秀映さんの密着記事をご覧ください。大谷さんがリノベーションで手作りしたお店のコンセプトが、どういう背景で考えられたのかが書かれています。

デザイナーがカフェを手作り。お店のコンセプトはどうしよう?【経験ゼロからの開業日記#1】

 

また、内装や水回りの工事に必要となる工数については、以下の記事が参考になるでしょう。試行錯誤しながら、自分の手でお店を作ってきたからこそわかるポイントがレポートされています。

こだわりの内装工事。店舗の顔となるカウンター工事に迫る。【経験ゼロからの開業日記#5】

こだわりの内装工事。水回り工事で大切なのはプロのサポート【経験ゼロからの開業日記#6】
 

融資を受ける際には、見せ方も大切!


出典:日本政策金融公庫

事業計画書は、テンプレートが決まっているわけではありません。

基本的に自分の好きなように書いていいものですが、ポイントを押さえ、“わかりやすく書くこと”が大切です。(融資制度によっては決まっているところもあります。どの融資先を使うか決めたうえ、確認しましょう)

店舗に出す商品の写真や、数字のグラフや図表を使い、ビジュアル的にもインパクトのあるものが見やすくなります。

また、“他の人に見てもらう”ことも大切です。事業計画書が完成したら、一度友人や家族など、身近な人にみてもらいましょう。客観的な意見をもらえるはずです。「書く」→「他の人から意見をもらう」→「修正する」という流れを繰り返すことで精度も増し、クオリティーの高い計画書になるでしょう。

日本政策金融公庫のサイトには、飲食店や美容室などの記入例が掲載されています。こちらもぜひ参考にしてみましょう。

日本政策金融公庫のホームページはこちらから
 

事業計画書はお店を成長させるためには必要不可欠

はじめてお店を開業する際の見切り発車はとても危険なこと。

安定した経営を目指し、成長させるためにも、事業計画書を練り自店のことをきちんと把握しておきましょう。

事業計画書が書けたら、今度はオープンに向けて動いていくのみ。以下の記事で、開業に必要な資格や申請の届け出、保健所の検査など、飲食店の開業に必要なことをお伝えしています。

ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

【飲食店を開業したい人必見!】準備からオープンまでに必要なすべて。

 

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