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サロンを経営していくうえで、誰しも一度は頭を悩ますのが集客。クーポンの発行やSNSの活用、さまざまな試行錯誤をしても、期待した効果が出ない……、と悩んでいる人も多いかもしれません。

今回は、サロンを経営する方に向け、集客における重要なポイントを解説します。

 


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その集客、ちょっと待った! 実施する前に覚えておきたいチェックポイント5つ

あなたは集客のための施策を考える前に、お店のコンセプトや常連のお客様の情報など、自分のお店に関することをきちんと把握していますか? 自店のことをきちんと理解できていないのなら、たとえ集客を目的に施策を打ち出したとしても、思うような効果を得ることはできません。

今一度、下記のチェックポイントを確認し、自分のお店のことが理解できているか判断してみましょう。

・自店のコンセプトは明確にあるか?
・競合サロンは調べたか?
・他店と比べて、何か特化したメニューは考えているか?
・ターゲットとして狙うお客様の層を定めたか?
・顧客リストはきちんと把握できているか?

 

新規顧客か、リピート客か。まずは、お客様のタイプを分けるところから始めよう。

集客のための施策を打つ際には、お客様を各タイプに分け、それぞれの層を狙った施策を行うことが大切です。

・潜在層のお客様(まだ来店されてない方)
・新規客(はじめての来店)
・リピート客(2回以上来店経験あり)
・ファン客(お店の口コミや紹介もしてくれる方)

新規のお客様を獲得することももちろん大切ですが、売り上げを増やすためにはお客様のリピートを狙うほうが効果的です。とはいえ、まずは新規のお客様を獲得しなければ、お客様のリピートも生まれません。お客様それぞれのタイプに沿って効果的な施策を打ち出し、獲得につなげていきましょう。

 

ここからが本番!集客のための施策8選!

お店のコンセプトやターゲットを定めたら、いよいよ本番です。集客のための施策を打ち出しましょう。

 

・潜在層のお客様向け

▼ 1. ホームページを開設する

ホームページは、まだ来店されたことのない潜在層のお客様との接点となり、サロンの認知を広げてくれます。

ホームページには、お客様がメニューを予約し、来店されるまでに必要な情報を掲載しましょう。たとえば、住所や最寄り駅、駅からのアクセスといった基本情報はもちろんですが、サロンのコンセプトやメニューの値段、お店の雰囲気がわかる写真もあれば、お客様は来店するイメージが湧きやすくなります。

もし、こうした情報が抜け落ちていれば、お客様は来店のイメージがわかずに他のサロンを探してしまうかもしれません。

また、ホームページからサロンを予約できるシステムは、お客様の負担を大きく削減する一方、店舗側としても大きなメリットがあります。営業時間内にしか対応できない電話と違い、インターネットはアクセスした時間に関わらず、ホームページにアクセスしたお客様から予約を受けることができます。「電話で空きを確認して、そこから予約をするのはちょっと面倒」というお客様も、ストレスなく来店いただけるのです。

「でも、ホームページを作るのは難しそう……」と感じるかもしれませんが、今は簡単にホームページを作成できるサービスが充実しています。簡単に自分好みのデザインでホームページを作ることができますよ。
 
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▼ 2. チラシをポスティングする
都市部から離れていたり、駅から遠い場所や自宅でサロンを開いている場合は、ポスティングが効果的。近所の人にサロンを知っていただき、来店のきっかけを作ることができれば、その後リピーターになる確率も高くなります。

 

▼ 3. ウェルカムボードを作る
路面店ではなく、2階以上の空中階にサロンがあるのなら、ウェルカムボードを活用しましょう。道ゆく人にお店の存在を知らせることができます。

黒板1枚にお店の情報全てを書くのは、どうしても難しいもの。サロンの名前と場所といった最低限の情報と、おすすめメニューを黒板に書き込んでいきましょう。そしてウェルカムボードに「おっ!」と思うような遊び心を織り交ぜれば、お客様もついつい足を止めてお店に入ってしまいたくなるかもしれません。

 

・新規客向け

▼ 4. SNSを活用する
言うまでもなく大手の媒体に店舗情報を掲載すればサロンの認知度は高まりますが、どうしても気になるのは広告費。しかしSNSはコストをかけずに店舗の情報を発信することが可能です。

10代〜20代といった若い世代の情報収集源は、SNSが中心だと言われています。そうした年齢層に合わせてサロンの情報を出すことができれば、SNS経由での来店も増えていくでしょう。

サロン経営者が運営するSNSとしては、写真と動画に特化したSNS”Instagram”が最適。Instagramは画像の投稿がメインであるため、内装や使用する化粧品を視覚的に見せることができます。また、ヘアサロンを経営しているのなら、お客様のビフォー/アフターの写真を掲載すると、お客様の目に止まりやすくなるでしょう。

 

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最近では、来店したお客様とお店のロゴを一緒に撮り、掲載するアカウントがたくさんあります。SNS運用は、集客だけでなく、お店のブランディングにも一役買ってくれそうですね。

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▼ 5. クーポンの作成
クーポンを作成する際の注意点は”発行しすぎないこと”。頻繁にクーポンを発行すると、お客様は「安い時にしか行きたくない」という心理になってしまいます。

また、クーポンを発行する時には、「景品表示法」に基づいて適切なサービス内容を考えなければなりません。クーポンは目先の集客には強いかもしれませんが、売り上げを含めて考えると効果はイマイチなことが多々あります。使い方をよく考えて、発行するようにしましょう。

クーポンは集客の魔法じゃない!?確実に効果を得るために知っておくべき注意点とは?

 

・リピート客/ファン客向け

▼ 6. お祝いのダイレクトメールを送る

お客様をお祝いするタイミングとして、大定番なのは誕生日。しかしこれ以外にも、新年やバレンタインといったイベントなど、お祝いできる場面はたくさんあります。そうした時に、クーポン付きのダイレクトメールを送ればとても喜ばれるでしょう。

しかし、お客様全員にダイレクトメールを送るのが難しいのも事実。お祝いのためのダイレクトメールは、頻繁に通ってくれているリピーターのお客様に限定してお送りしましょう。

 

▼ 7. リピーターのお客様のためにスタンプカードを作る

回数によってメニューを割引するスタンプカードは、リピーター獲得に効果的です。

従来のスタンプカードは、来店回数の管理や再発行の手続きの手間がありましたが、最近では、スタンプカードのアプリも増加しています。アプリなら、再発行する手間も必要ありませんし、管理するのも簡単ですね。

カードをつい忘れてしまい、ポイントを無駄にしてしまうといったお客様側のデメリットを防ぐこともできます。

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・番外編

▼ 8. サービスを充実させ、また来たいと思わせるお店を目指す

リピーターを増やすには、サービスの質を上げ、顧客満足度を上げることも大切です。

たとえば、店内BGMや香り、術後のお茶のサービス……。居心地のいいお店を目指すために、こだわれる部分はたくさんあります。お客様がほっと落ち着ける癒しの空間や、普段の生活を忘れられる演出を目指してサービスを向上させていきましょう。

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難しく考えず、自分でも楽しんでみよう

今回紹介した以外にも、集客術はたくさんあります。

特にSNSの運用やお店の演出では、お客様に寄り添った視点と自分も楽しむ気持ちが大切です。

「自分がお客様の立場なら、こんなことをされたら嬉しいな」、「こうすれば楽しいんじゃないか」。そんなことを考えながら、集客のアイデアを考えていきましょう!

 


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店舗BGMアプリ「モンスター・チャンネル」が運営する店舗運営情報magazineの編集責任者。